結婚指輪の基礎知識

結婚指輪って買い替えてもいいの?なくしたらどうする?

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買い替えて良いの?

結婚指輪を買い替えてもいいのでしょうか?

マリッジリングは一生ものだと思っている人も多いでしょう。ですが、買い替えるのはめずらしいことではありません。
実際、40代向けのブランドなどでは、買い替えのお客さんが増えていると言います。
最近では、毎年新調するのを恒例の儀式にしているご夫婦もいるくらいです。

もちろん縁起が悪いということもありません。
デザインが年齢に合わなくなってきた、金属アレルギーになってしまった、結婚10年の記念に、などどんな理由でも買い替えるのは問題ありません。
これまでの指輪を捨てるわけではないので、正確には買い足しですね。

紛失が原因の場合は?

困った顔

なくしてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

なくしてしまって、どうしても見つからなかった場合は新しく買うほかありません。
ものが無くなったり壊れたりするのは、あなたに降りかかる災いの身代わりになってくれたという考え方があります。
大切なものであればあるほど、大きな災難から守ってくれたのだと考えましょう。
ただ、買うにしてもいくつかパターンがあります。

「こっそり同じものを買う」のは止めましょう

なくしてしまったことが後ろめたくて、同じ指輪を黙って購入するパターンです。
なかなか言い出せない気持ちはわかりますが、これはおすすめしません。
そもそも同じ指輪をつくってもらうのに時間がかかります。お店に在庫があれば、奇跡的にその日に持ち帰ることができるかもしれませんが、後で刻印などを入れてもらわなくてはいつかはバレてしまうでしょう。
また、どこかで落としたのでなければ、数ヶ月後にひょっこりと出てくることもあり得ます。そのときの気まずさを想像してみてください。

さらに言えば、指輪を紛失したことよりも、こっそり買い直したことの方が後ろめたくありませんか?
その後ろめたさの象徴とも言える指輪を、あなたはずっと身に付けて生活することになるのです。
心理学に詳しい方はご存じだと思いますが、NLP(神経言語プログラミング)で言うアンカーとトリガーです。
指輪を見るということをきっかけ(トリガー)にして、後ろめたい気持ち(アンカー)が思い出されるのです。

これは、マイナスのアファメーションでもあります。
アファメーションとは、「私はすごい!」などの自分自身を肯定する宣言のことです。毎日繰り返すことで自信が持てるようになる方法なのですが、こっそり買った指輪はどうでしょうか。
目にする度に、「私は夫(妻)に嘘をつく人間だ」「私は夫(妻)に後ろめたいことがある」というメッセージを潜在意識に刷り込むことになります。
いざ、何か夫(妻)に相談した方がいいことが起こったときに、なかなか相談できないかもしれません。
本当に嘘ばかりつく人間になってしまうかもしれません。
ささいなことかもしれませんが、小さなことをきっかけに夫婦関係に悪い影響を及ぼす可能性もあるということです。

正直に打ち明けて「2人で買い替える」のをおすすめします

結婚してまだ数年であれば、無くした人の分だけ同じものを新調すればいいでしょう。
かなり年数が経っているなら、2人でまったく新しいデザインのマリッジリングを買い足すのをおすすめします。
なくしてしまったけれど、また2人で選んだのも楽しかったと、新しい結婚指輪を見る度に思い出すでしょう。
ただ、高価な物なので紛失してしまったことをちゃんと謝って許してもらうのが先です。
少しくらい嫌味を言われるかも知れませんが、あなたが心から落ち込んでいるならきっと許してくれるでしょう。
自分から「なくしたから新しいの買って!」と言うのではなく、ちゃんと話し合いましょう。

すぐに買わなくても、記念日や節目の年などを待って購入するのもおすすめです。
忘れ物が多いなど、どうしてもすぐにものをなくしてしまう人は、あえて安いシルバーリングにしている人もいます。

指輪のトラブルが原因の場合

歪んだ指輪

指輪がこんなになってもあきらめないでください

傷やゆがみが気になるなら

深い傷がついた、指輪の形がぐにゃりとゆがんでしまった、という理由で買い替えを検討している人は、ちょっと待ってください。
アフターサービスに、「新品仕上げ」や「リフレッシュ仕上げ」が含まれていませんか?
初回無料や、一年以内などの制限がついていることが多いですが、ブランドによっては磨き直しやゆがみ直しを何年経っても無料でやってくれる場合もあります。
無料サービス期間が終わっていても、有料で新品同様にみがき上げてもらうことができます。
購入したブランドへ相談してみてください。

割れたり切断した指輪も修理可能です

購入ブランドへ持ち込むと、有料での交換となる可能性が高いです。
同じデザインのものを新しく作った方が早いということです。
どうしても修理して使い続けたいなら、修理を得意とする工房に直接持ち込みましょう。
消防署で切ってもらったような指輪でも、直してくれるところはあります。

サイズが合わなくなったら

人間ですから、太ったりやせたりすることもあります。
合わなくなったからと、外してそのままにしている人がけっこう多いのですが、サイズ直しをすれば大丈夫です。
ただし、デザインにもよりますがプラスマイナス3号くらいが限界だと思ってください。
ぐるっと一周ミル打ちがされているようなデザインだと、ブランドによってはサイズ直しができないこともあります。
購入したブランドよりも、修理を得意とする工房の方が融通が利くことが多いのであきらめないでください。

アニバーサリージュエリーという考え方

記念日にジュエリーを

アニバーサリージュエリー

何も、紛失したり壊れたときにしか買い替えてはいけないわけではありません。
毎年買い足してもいいですし、節目の年に買ってもいいでしょう。
たとえば、結婚10周年のスイートテンダイヤモンドとして、結婚指輪と重ねづけできるエタニティリングなどを購入するのは少し世の中に浸透していますよね。
スイートテンほど広がっていませんが、サンクスデイズ・プラチナという習慣もあります。
記念日などに、感謝の気持ちをプラチナジュエリーに刻んで、主に夫から妻へ贈るというものです。

定期的に買い替えるメリット

何年かごとに結婚指輪を買い足すと決めておくことには、メリットがあります。

  • そのときの年齢に応じたデザインを選ぶことができる
  • 以前の指輪からTPOに応じて使用することができる
  • さほど耐久性を気にせずに選ぶことができる
  • 2人で指輪を選ぶことで初心を思い出すことができる

もちろんデメリットもあります。費用がかかる、時間がかかる、愛着がわきにくいなどが考えられますね。

おすすめの買い替えタイミング

シニア夫婦

いつまでも仲良く暮らしたいですよね

結婚10年、20年、30年といった節目の年に買い替える人が多いです。結婚25周年の銀婚式もおすすめです。
お子さんが独り立ちして、子育てが一段落したときなども素敵ですね。
結婚指輪によく使われているプラチナは、柔らかい金属のため長年使用しているとかなり傷んできます。
40代、50代で買い替える人が多いのは、そういった理由もあるでしょう。
そういった年代向けのブランドもあるので、今のデザインが似合わなくなってきたという人はチェックしてみましょう。
サイズ直しのできるデザインを選んでおくと安心です。

管理人
新しく結婚指輪を買い替えるためには、そもそも夫婦関係が良好でなくては難しいですよね。あとは、お金も。
節目の年へ向けてお金をためつつ、これまで以上に仲良く過ごしましょう!

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