結婚指輪の基礎知識

金属アレルギー?指輪で突然かぶれるようになってしまったら

更新日:

金属アレルギーかもしれない

ひょっとして、金属アレルギーになってしまった?


ずっと指輪を身に付けていると、その部分が突然赤くなったり、かぶれたりすることがあります。

長年同じ結婚指輪をしていたのに、急に症状がでた場合、金属アレルギーの発症を疑うのは当然です。

もちろんその可能性もありますが、他の原因のケースも多いです。
夏など汗をかきやすい時期は、単純に汗疹(あせも)のこともあります。特に幅の広い指輪をつけている人は注意しましょう。

※当サイトの管理人は金属アレルギーマイスターの資格を取得しています。

金属アレルギー以外の原因

食器洗い

食器用洗剤など、手の荒れる原因はいろいろあります。


指輪と皮膚の間に残った成分が原因で、肌が荒れることがあります。
幅広の指輪をしていたり、汚れを気にせずつけっぱなしにしている場合は要注意です。太って指輪がきつくなったのがきっかけの可能性もあります。

残留洗剤による手荒れ

洗剤やシャンプーに含まれる界面活性剤が原因で、手が荒れることがあります。
家事を行う主婦に多いことから、主婦湿疹とも呼ばれます。

指輪をしている箇所に界面活性剤が残りやすいので、その部分にかゆみや水ぶくれが出ることがあるんです。
最近洗剤を変えたとしたら、残留洗剤が原因の可能性が高いです。食器を洗うときなどはゴム手袋をするか、肌に優しい低刺激の洗剤に変更して様子を見てみましょう。

薬品などによるかぶれ

漂白剤や除草剤など、最近なにか薬品を使いませんでしたか?
それら薬品が指輪のすき間に残り症状がでて、金属アレルギーと勘違いする人も多いです。

やはり、肌に悪い成分のものをつかうときは、ゴム手袋などでしっかり防護するようにしましょう。
漂白剤が手に付いたときは、ぬめりがなくなるまで流水で洗うようにしてください。

真菌(カビ)によるかゆみ

水虫やカンジダなどの真菌が原因の可能性もあります。
水仕事の後は十分に乾燥させましょう。指輪の汚れも定期的にクリーニングしたほうがいいでしょう。

水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)が繁殖するのは、足だけではありません。指輪をしている部分が蒸れて、手白癬となる可能性があります。足に水虫があるなら要注意です。

カンジダはもともと人間が持っている常在菌です。普段は悪さをしませんが、疲れたり弱ったりして免疫力が低下すると、カンジダが増殖していろいろな場所に炎症を起こします。
カンジダ性指間びらん症は、指の間に症状が出ます。

肌が荒れているときは指輪を外そう!
汗疹や主婦湿疹、かぶれやかゆみが出ているときは、いわゆる皮膚バリアが剥がれた状態です。
そのまま指輪をつけ続けると金属アレルギーを発症するリスクが高くなります。
金属以外の原因で肌が荒れているときでも、指輪を外すようにしてください。

変化したのは体質?それとも指輪?

もちろん、金属アレルギーが原因のこともあります。
はっきりさせたいなら、皮膚科でパッチテストなどの検査を受けてもいいでしょう。

ずっと同じ指輪をしていて大丈夫だったのに、どうして突然アレルギー反応が出てしまうのでしょうか。

新たに発症した可能性

実は金属アレルギーというのは、その金属に触れあっていたからこそ発症するもの。

汗などで金属から溶け出した金属イオンが体内へ入り、身体が排除すべき異物だと判断した状態を、「感作した」と言います。一度感作すると、次に同じ金属が入ってくる度にアレルギー症状が出ることになります。

特にピアスは金属イオンが体内に入りやすく、感作が起こりやすいので注意が必要です。
開けたばかりのピアスホールは傷口と同じ。

ずっと18金の結婚指輪をしていて問題なかったのに、金のファーストピアスをしたことで感作してしまうこともあります。

ロジウムメッキが剥がれた可能性

新たに感作したのではなく、指輪のメッキが剥がれたのが原因かもしれません。

もともとアレルギーを持っていたメッキの下の金属が、直接肌に触れるようになった可能性があります。

ホワイトゴールドやシルバーのアクセサリーは、綺麗なホワイトにするためにロジウムという金属でメッキが施されていることがほとんどです。プラチナのジュエリーにもロジウムメッキがかけられていることも。

ロジウムはプラチナの仲間なので、プラチナコーティング、プラチナ仕上げなどと呼んでいるブランドもあります。
長年使用しているうちに、ロジウムが少しずつ剥がれて、内部の金属が肌に触れてアレルギー反応が出るケースがあります。

また、ロジウムメッキの下地としてよく使われているニッケルは、最もアレルギーを起こしやすい金属です。
このニッケルの層が露出することで、これまで大丈夫だった指輪でもアレルギーを起こすことがあります。

ロジウムメッキのかけられた指輪を購入するときは、下地の金属にも気を付けましょう。

メッキが剥がれてアレルギーがでた場合は、再度ロジウムメッキをかけなおせばこれまでのように使用できます。

金属アレルギーだったらどうする

残念ながら、金属アレルギーは一度なると治らないと思ってください。
対象の金属から離れて生活するのが、症状が出ないようにする唯一の方法といっていいでしょう。

普段は無理に身に付けない

買った後にアレルギーが出てしまったなら、残念ですがその指輪は普段は身に付けないことをおすすめします。
どうしてもつける必要のあるときだけ、市販のコーティング剤などを塗って対処するといいでしょう。

ピアス用の「メタルコート」という商品があります。冠婚葬祭のときなどどうしても身に付けなくてはならないなら、メタルコートを塗れば1日くらいはしのげます。

指輪を作り直す

パッチテストなどで、自分がどの金属にアレルギーを持っているのかはっきりしているなら、自分が感作していない金属で指輪を作り直すのもひとつの方法です。

作り直しても新しい金属に感作してしまうのが心配なら、金属アレルギーにならない素材として人気のチタンなどを選ぶといいでしょう。

結婚指輪を作り直すのが忍びないなら、別の金属でメッキをかけるという方法もあります。購入したショップへ相談してみましょう。
指輪の修理などを行っている工房なら、メッキ加工は1,000円程度からやってもらえます。

食べ物にも注意が必要

紅茶

紅茶にもニッケル、コバルト、クロムなどの金属が含まれています。


食品の中にも、微量の金属が含まれています。

食べ物や虫歯治療の銀歯などから金属が体内に吸収されると、手のひらや足の裏などに湿疹が出ることがあります。
これは、汗の中に出た金属で皮膚炎を起こすからです。

全身性金属アレルギーといって、身体のいろいろなところに症状が出ます。
豆類やチョコレートなど、金属を多く含む食品はけっこうあります。

特に気を付けたい金属はニッケル、コバルト、クロムです。
これらにアレルギーをもつ人は、紅茶やココアの飲み過ぎは止めた方がいいでしょう。
また、嗜好品のタバコにもニッケルが含まれています。

参考PDF:ドクターサロン57巻8月号(7.2013)

最近流行の高カカオチョコレートは、通常のチョコレートよりもニッケルの含有量が比例して多いです。

ただし、人体に必要な必須ミネラルにも金属は含まれています。
食事制限をする場合は医師の指示に従ってください。

管理人
肌の弱い人は、汗をかきやすい夏の時期や、スポーツをするときなどだけでも外すようにした方が良いですね。
急に指輪をしなくなると浮気を疑う人もいます。パートナーにはちゃんと説明するのも忘れずに!

安全な素材については、以下の記事をごらんください。

金属アレルギー
金属アレルギーに注意しよう!安全な指輪の素材や対策

ピアスやネックレスで皮膚が赤くなったり、痒くなったりしたことはありませんか? 結婚指輪の素材選びで気を付けたいのが、金属アレルギーです。 接 ...

続きを見る

人気の記事

来店予約で特典をもらう方法 1

結婚して新しい生活をはじめるには、数百万円単位でお金がかかります。 入籍のみで、挙式や新婚旅行をしないとしても、引っ越す場合は新居の費用がか ...

2

お金が無くても、「買えない」と言えないのがマリッジリング。 できるだけ低価格で買いたい方向けに結婚指輪を5万円以下で買う方法を紹介します。 ...

ギフトバック 3

注文した当日に結婚指輪を持って帰りたいこともあるでしょう。 オーダーメイドでは無理ですが、既製品を扱うブランドならその日のうちに持ち帰れるこ ...

-結婚指輪の基礎知識

Copyright© 結婚指輪の選び方ラボ , 2018 All Rights Reserved.