1つのダイヤモンド原石を2つにカットして、それぞれの結婚指輪に入れる。
永遠の幸せをシェアするようでロマンチックですよね。
「双子ダイヤモンド」や「ツインダイヤモンド」などと呼ばれ、人気があります。
双子のダイヤモンドを扱うブランド
実は双子のダイヤモンドの入った結婚指輪を扱うブランドは、それほど多くありません。
トレセンテの「双子ダイヤモンド」
花をモチーフにした婚約指輪「フローラ」でおなじみのトレセンテ。
「双子ダイヤモンド」で商標登録するほど力を入れています。
女性用は外側で男性用は内側にセットするタイプと、両方とも内側にセットするタイプのマリッジリングがあり、「双子ダイヤモンド品質保証書」が付きます。
質にもこだわっていて、VSクラス相当(肉眼で不純物の発見が困難)以上のダイヤを厳選しています。
ただし、すべてのデザインに双子ダイヤが入れられるわけではなく、対応モデルが限られています。
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フローラでおなじみ!トレセンテの特徴と評判・口コミ
トレセンテと言えば、なんといっても花びらをデザインした婚約指輪「フローラ」と「双子ダイアモンド」です。 ロゴマークもこのフローラをかたどった ...
ケイウノの「Two-as-one Diamond」
オーダーメイドブランドなので、どんな指輪にも入れられます。
1つの原石を2つにカットした「トゥーアズワンダイヤモンド」だけでなく、3つにカットした「スリーアズワンダイヤモンド」もあります。
なので婚約指輪と結婚指輪、3つのリングに同じ原石のダイヤを入れることができます。
ケイウノは自社で原石をカット・研磨しているため、原石の写真が入ったケイウノ独自発行の証明書がもらえます。
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フルオーダーのK.UNO(ケイウノ)の特徴と評判・口コミ
K.UNO(ケイウノ)は、「お客様の想いをカタチにする」日本最大のオーダーメイド・リフォーム専門ブランド。 婚約指輪・結婚指輪のフルオーダー ...
杢目金屋の「きずなダイヤモンド」
木目模様でおなじみの杢目金屋では、「きずなダイヤモンド」と呼んでいます。
大小の2つにカットして、大きな方は「さくらダイヤモンド」と呼ばれる87面体のカットでさくらの模様が浮かび上がります。
小さな方は普通のラウンドブリリアントカットです。
カットはインドで行われます。
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和装にぴったりの結婚指輪「杢目金屋」の特徴と評判・口コミ
「杢目金屋」は、最も和のテイストが強いオーダーメイド指輪ブランドです。 すべての指輪に、金属で木目のような模様をつくりだす「木目金(杢目金、 ...
ツインズキューピッドの「ツインズダイヤモンド」
Twins Cupid(ツインズキューピッド)は、株式会社アベジュエリーが展開するブランドのひとつ。
「ツインズダイヤモンド」をセッティングした指輪のブランドです。
優れたカットに見られる「ハート&キューピッド」のあるツインズダイヤのみを使っています。
創業50年以上で、御徒町にある自社工場で製作しています。
店舗としては、銀座に「アネリディギンザ」があります。
その他、全国の多くのセレクトショップの取り扱いブランドとなっています。
ビジュピコ、JKプラネット、スエヒロ、銀座リムなどで購入できます。
オリエンタルダイヤモンドの「ディスティニーダイヤモンド」
株式会社オリエンタルダイヤモンドは、デビアスからダイヤモンド原石を直接取引できる「サイトホルダー」に日本で最初になった会社です。(現在は日本のサイトホルダーはTASAKIのみ)
双子のダイヤを「DESTINY DIAMOND(ディスティニーダイヤモンド)」として商標登録しています。
独自の供給ラインを確保して、同じ原石から生まれたダイヤをペアで管理していて、ギャランティカード(保証書)に記載されているQRコードから、原石をカットするプランの3D画像が見られます。
オリジナルブランド「HOSHI no SUNA(星の砂)」が取り扱いブランドです。
オリエンタルダイヤモンドの直営店は「東京 丸の内店」と「大阪 梅田店」ですが、地元の宝石店のような店でも取り扱いがあり、全国約100店舗で購入可能です。
https://www.orientaldiamond.jp/destinydiamond/
東京と大阪が近いならオリエンタルダイヤモンドも行ってみるといいでしょう。
お店の予約は、ゼクシィかマイナビウェディングを利用するのがお得です。
本当に元は同じ原石だったの?
カットされたダイヤだけを見せられても、それが本当に1つの原石から削られたのかは分かりませんよね。
ですが、ちゃんと鑑定すれば分かります。
宝石鑑定機関の1つである中央宝石研究所(CGL)では、ツインダイヤモンドレポートを発行しています。
天然ダイヤには、年輪のような成長模様があります。
その模様はひとつひとつ違うので、特別な観察装置を使えば同じ原石からとれたものか分かるのです。
つまり、第三者機関である中央宝石研究所のツインダイヤモンドレポートがついていれば間違いありません。
上で紹介したブランドの中には、その会社オリジナルの鑑定書を付けてくる場合があります。
よく説明を聞いて、納得した上で購入しましょう。
とはいえ鑑定に出せば嘘か本当かはバレてしまうので、わざわざリスクを負ってまで偽物を売るブランドはないでしょう。
そういった場合には、中央宝石研究所のツインダイヤモンドレポートが付いているかどうか確認した方が安心ですね。