結婚指輪の基礎知識

結婚指輪の裏石アンケート結果!デメリットや誕生石の意味

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シークレットストーン

結婚指輪の内側に輝くシークレットストーン

結婚指輪の内側に留めるダイヤモンドや誕生石などを「シークレットストーン」や「インサイドストーン」などと呼びます。
裏側に日付やイニシャルを刻印するのと同じように、ブライダルリングでは一般的なオプションです。
いろいろと呼び方はありますが、内石や裏石と言ったりもします。

どんな石を入れれば良いのか、裏石を入れるデメリットはないのかなど悩んでいる人もいるでしょう。
結婚指輪に裏石を入れた女性90人にとったアンケートや、誕生石の意味などを紹介するので参考にしてください。

結婚指輪の裏石についてのアンケート結果

結婚指輪に裏石を入れた90名の女性にお答えいただきました。
結婚指輪の選び方ラボ調べ(2017年9月)

誕生石・星座石かどうか


多くのブランドでは、裏石に誕生石(バースデーストーン)を入れることができます。誕生月に応じた宝石が選べるというものです。
星座に応じた星座石を入れられるブランドもあります。
アンケート結果では、誕生石や星座石を入れている人と、その他の石を入れている人とがちょうど半々になりました。
自分の誕生石を入れるのが一般的のようです。
自分と相手の2つの誕生石を入れているという人もいました。

その他の石の内訳


誕生石・星座石以外の石のほとんどが、サファイアかダイヤモンドでした。

サファイアは青い宝石です。そしてダイヤモンドのうち半数近くがブルーダイヤモンドとなっています。
これは「サムシングブルー」といって花嫁は何か青いものを身に付けると良いという風習があるからです。
ヨーロッパに古くからある「サムシングフォー」というおまじないのひとつですね。

管理人
サムシングフォーとは、「Something Four(4つの何か)」です。
花嫁が「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つを身に付けると幸せになると言われています。

「アイプリモ」では、「プロミスダイヤモンド」といって8色のカラーダイヤモンドから選ぶことができます。ただ、白(透明)とピンク以外は人工着色したものなので、他の色はあまり人気がないのかもしれません。

ひとつの原石から2つにカットした「双子ダイヤモンド」を裏石にしている人もいました。

裏石の料金について


無料で入れたという人の方が、有料だったという人よりもほんの少し多い結果となりました。
「無料サービスだったので入れた」「有料なら入れなかった」など、けっこう軽い気持ちで裏石を入れている人もいました。

刻印と裏石はオプションなので、入れないという選択肢ももちろんあります。
ただ、無料なのに入れないというのはかなりの強い意志が必要かも知れませんね。

有料の場合は5,000円程度が相場です。
ブライダルフェア中はシークレットストーンをプレゼントしてくれるブランドも多いです。

裏石を入れたデメリット

内側に石を留めて悪かったことがあるか聞いてみました。
特に悪かったことがないという意見が一番多かったです。
あえて言うなら…という感じで出たデメリットをまとめると次の通りです。

  • 普段見えないのでもったいない…10票
  • すき間に汚れやゴミが溜まる…7票
  • 汗や水で宝石が曇ってしまう…2票
  • 予算オーバーになってしまった…2票
  • できあがるまで時間がかかった…1票
  • 指輪をしたときに違和感がある…1票

この中で購入後の実際のデメリットとしては、「汚れ」と「宝石の曇り」と「違和感」ですね。

「汚れ」が一番気になるところでしょう。
確かに凹凸ができるので、何も無いより汚れやゴミは溜まりやすくなるでしょう。
ブランドによって石の留め方も違います。気になる人は、なるべく溜まりにくそうなブランドを選んだ方がいいかもしれません。
ただ、汚れをデメリットとしてあげてくれた方のブランドをみると、個人ブランドだったり、少し安い価格帯のブランドが目立ちました。

「宝石の曇り」を気にする人もいました。
2票と少なかったですが、普段見ないので気にならないだけかもしれません。
カラーストーンによっては、いろいろと弱点もあります。
エメラルド、タンザナイト、ムーンストーン、ブルートパーズなどは超音波洗浄には向きません。割れる原因となることも。
こまめに洗える強度が欲しいなら、手入れのしやすいダイヤ、ルビー、サファイヤなどのモース硬度9以上の宝石を選ぶといいでしょう。

「違和感がある」と答えてくれた方の指輪は、ブライダルリングを扱っていないブランドのものでした。
一万円前後のいわゆるファッションリングを扱うブランドです。
他に違和感があると答えた方がいないことから、ブライダルリングとしてつくられた指輪ではひっかかったり異物感があったりということはまず無いでしょう。

裏石として使われる誕生石の紹介

日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が誕生石を制定しました。
アメリカで決められていたものを日本向けにアレンジしたもので、月によっては複数の宝石が定められています。

ジュエリーブランドが裏石に使う主な誕生石を石言葉と合わせて紹介します。
複数の宝石が定められている月は、ブランドによって微妙に違ったラインナップとなっています。

裏石によく使われる誕生石と石言葉

1月 ガーネット(真実・友愛)
2月 アメジスト(高貴・誠実)
3月 アクアマリン(勇敢・聡明・沈着)
4月 ダイヤモンド(純潔・永遠の絆)
5月 エメラルド(幸福・夫婦愛)
6月 ムーンストーン(純愛・健康)
7月 ルビー(情熱・勇気)
8月 ベリドット(平和・夫婦愛)
9月 ブルーサファイア、ピンクサファイア(誠実・慈愛)
10月 ピンクトルマリン(希望・ひらめき)
11月 ブルートパーズ(潔白・友情)、シトリン(社交性・自信)
12月 タンザナイト(高貴・神秘)、ブルージルコン(やすらぎ)

強度や価値などの問題で、あまり裏石に使われない誕生石もあります
これらの石を入れたい場合は、特注となるでしょう。

裏石にあまり使われない誕生石

3月 サンゴ、ブラッドストーン
4月 水晶
5月 ヒスイ輝石
6月 真珠
7月 カーネリアン
8月 サードニクス
9月 アイオライト
10月 オパール、ローズクォーツ
11月 トパーズ
12月 ターコイズ

そもそも、どこのブランドも裏石に誕生石を用意しているとは限りません。
ダイヤモンドやブルーダイヤモンドを入れてくれるところは多いです。

いろんなブランドによる裏石のサービス

ブランドごとに、いろいろなサービスを工夫しています。
ラインナップは誕生石と変わらないのですが、星座石を入れてくれるブランドもあります。

アイプリモでは、カラーダイヤモンドを色ごとに意味を込めて、「プロミスダイヤモンド」と呼んでいます。

ダイヤモンドシライシでは、複数の石を組み合わせることでオリジナルのメッセージとする「インサイドウィッシュ」というサービスを行っています。

トレセンテでは、ひとつのダイヤモンド原石から2つのダイヤを削り出してそれぞれの指輪に付ける「双子ダイヤモンド」が人気です。

手持ちの宝石を入れて欲しいなら、オーダーメイドできるブランドに頼めば入れてもらえるので相談してみましょう。

裏石を入れるメリット

最後に、裏石を入れて良かったことも紹介しますね。

「相手の誕生石を入れたので、つながりを感じます」

「仕事柄派手な指輪はNGでしたが、裏石を入れられたので良かったです」

「2人のデザインが違う指輪を選んだけれど、裏石を同じものにしたのでペア感が出せました」

「裏にまで石が入っていることが豪華で嬉しくて、たまに外して眺めたりします」

「自分たちだけが知っている隠れたおしゃれという感じでワクワクします」

「ブルーダイヤモンドには、献身・尊敬という意味があるそうで、夫婦でお互いにそう思い合い続けようと約束し合えたので良かったです」

管理人
気持ちの面でポジティブな影響が大きいようですね。
裏側なので他人に見せるものではありません。他人のためではなく自分のために納得のいくものを選びましょう。

WEBで来店予約すると、特典としてシークレットストーンが無料でプレゼントしてもらえるお店もあります。
どうせお店に行くなら予約したほうがお得です。

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