授かり婚は、入籍のタイミングや結婚式の日取りなど、急いで決めることが多いです。
入籍のみにするのか、挙式をするなら出産前か出産後かなど、できちゃった婚の夫婦は多くの選択を迫られます。
そんな中で結婚指輪を買うなら、気を付けなくてはならないことがあります。
妊娠すると指が太くなることが多い
ほとんど変化が無かったという人もいますが、妊娠中は指が太くなる人が多いです。
妊娠中期~後期にはホルモンバランスなどの影響によるむくみがありますし、単純に太って肉が付いてしまうことも。
特に妊娠高血圧症候群になるとむくみがひどくなってしまいます。
出産から半年程度までは、指の関節が太くなって指輪が入らなかったという人もいます。
8ヶ月程度で、産婦人科医から「指輪をそろそろ外しておくように」と指導されるのが一般的です。
これは、お産のときに外れなくなって困る妊婦さんがいるからです。
お産のときに指輪はNG
そもそもお産の時はアクセサリーなどの金属を身に付けておくのは基本的にNGです。
万が一緊急で帝王切開などになったときに電気メスを使うと、指輪をつけている薬指が火傷してしまう可能性があるからです。
点滴によるむくみで、指輪がキツくなり鬱血してしまったという人もいます。
いざという時に外せなければ専用のリングカッターで指輪を切断することもあります。
どんなに大切な結婚指輪でも、迅速に処置する方が優先ですから仕方ありません。
中には切ったゴム手袋を指輪とのすき間に装着することで、指輪をしたまま手術してくれる産院もあります。
まれに、妊娠中もお産のときも結婚指輪をずっとしたままだったという人がいますが、ゆびがむくんできたり、付け外しがしづらくなってきた段階で外しておくのが安心です。
分娩台の手すりを強く握りすぎて指輪が変形してしまったという人もいます。
身に付けておきたかったら、チェーンをつけてネックレスとして首にかけるか、お守り袋を作ってその中に入れておくのも素敵です。
授かり婚の場合の指輪選びの選択肢
指が細いうちに購入する
むくみの無い妊娠初期なら、そのときの指のサイズで指輪を購入してもいいでしょう。
結婚式を挙げないなど指輪交換時の不安が無いなら問題ありません。
結婚後に妊娠した場合と同じことです。
出産して落ち着いてから購入する
妊娠中にどんなのが良いかじっくり選んで、子供が生まれて落ち着いてから買ってもいいですね。
新生児のうちは指輪をしないという人も多いですし、慌てる必要もないでしょう。
妊娠中の指に合わせ、後でサイズを直す
太くなった指に無理なくはめられるサイズで作るという方法もあります。
出産後にゆるくなったら小さくサイズ直しすれば、同じ指輪をずっと使い続けることができます。
もちろん指輪を発注した時点よりもっと指が太くなる可能性もあります。
そのときは、無理せず外しておきましょう。
太めで作って、後でサイズ交換をする
サイズ直しというのは、一度指輪を切断しなくてはなりません。
それが嫌ならサイズ交換で対応してくれるブランドを選んでもいいでしょう。
鍛造仕上げやデザインの都合で、指輪を切ると元に戻せないブランドがあります。
そういったブランドは、サイズ直しではなく、新しく作った指輪と交換で対応しています。
ただし、それまで身に付けていた指輪では無くなってしまうのが嫌だという考えもあります。
妊娠中用の指輪を購入して、後で本番用を買う
サイズ直しも交換も嫌だけど、妊娠中も指輪をつけたいという人にはこの方法がおすすめです。
産後に本番の結婚指輪を購入することにして、シルバーリングなどで妊娠中用の指輪を用意するというものです。
妊娠中の記念品にもなりますね。
マタニティウエディングで指輪交換する場合
指輪交換の儀式を行う場合は、挙式当日に指に入ることが最優先です。
なるべく指輪むくまないようにその日までケアを行うのはもちろんですが、やはり大きめのサイズを用意しておいた方がいいでしょう。
指輪ができあがるまでは、通常は注文してから1ヶ月程度かかることが多いです。
1ヶ月の間に指が太くなることを考えれば、それなりに太めを用意する必要があるでしょう。
「後でサイズ直しか交換することを前提に、アフターサービスのしっかりしているブランドで大きめを購入する」もしくは「BIJOUPIKO(ビジュピコ)の「授かりんぐ」などで大きめのシルバーリングを用意する」のが良いでしょう。
式場によっては指輪をレンタルできるところもあります。
交換の儀式はレンタルで済ませて、落ち着いてから本番の結婚指輪を購入するという方法もあります。
新郎に指輪を付けてもらうのは、自分で付けるよりも手間取るものです。
少しキツければ、ハンドクリームを事前に塗っておいたり、関節からは自分で入れたりするとスマートです。
先輩ママの体験談・失敗談
9ヶ月目に入ってから妊娠高血圧症になり指がパンパンに膨れ上がって、指輪が抜けなくなりました。
なんとかオリーブオイルを塗って取ってからは、婚約指輪は外していました。
出産前に結婚指輪を買おうと指のサイズを測ってもらったら、なんと11号になっていました。
結局長女を出産して3ヶ月後に、元の9号に戻ってから結婚指輪を購入しました。
だんだんと体重が増えて、妊娠6ヶ月ごろから少しずつ指輪がキツくなってきました。
8ヶ月のときに、病院から指輪を外すようにと指示があったので外しました。
私はどうせずっと付けていられないのなら、大き目のサイズを買わなくて良かったなと思いました。
産後に指の太さも戻ったので、普通のサイズを買って問題はなかったように感じています。
ところが指輪を買って1週間もしないうちに、家事をしているときに紛失してしまいました。
ゆるかったので、外れてもしばらく気がつかなかったんです。
半月後の挙式で指輪交換の儀式を予定していたので、仕方なく雑貨店で数千円程度のシルバーリングを購入しました。
出産して1年ぐらい経ってから失くした指輪と同じものを購入しました。
最初からサイズ直しの金額をケチらずに、自分の指のサイズに合ったものを買えばよかったと後悔しています。
あとで妊娠するとむくんで指輪がはめられなくなることがあると聞き不安になりました。
慌てて出産経験のある友人に聞くと、5人中2人だけ付けられなくなったと言っていました。
私の場合は、脚などのむくみは感じましたが指はそれほどむくまず問題なかったので良かったです。
個人的には妊娠している期間は短いので、指輪を買うときに注意するほどではないかなと思います。
まとめ
先輩ママの体験談も参考にして、結論を述べたいと思います。
妊娠で指がむくんでも指輪をしたいなら、そのサイズに合わせた指輪を買いましょう。
ただし、キツくなってきたら無理せず外すこと。
ネックレスにしたりお守り袋に入れて持ち歩けばいつも一緒です。
指輪を選ぶときは、購入後のサイズ調整が「サイズ直し」と「交換」のどちらなのかアフターサービスの確認を忘れずに。
「サイズ直し」は一度切断されてしまいますが、同じ指輪を使い続けることができます。
「交換」は別の指輪になってしまいますが、切断されることはありません。
挙式で指輪交換するなら、ある程度サイズに余裕をもっておくと安心。
でもゆるい指輪を身に付けておくのは、紛失のリスクが高くなるので注意です。
「授かりんぐ」がおすすめ
妊娠中の指輪としてシルバーリングを買うなら、最適なサービスがあります。
それは、BIJOUPIKO(ビジュピコ)の「授かりんぐ」。
「授かりんぐ」は、結婚指輪と同じデザインのシルバーリングをつくってくれるというものです。
記念としても残せますし、次に妊娠したときにもそのまま使えるのでおすすめです。
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