結婚指輪の基礎知識

結婚指輪はいる?いらない?アンケートから見る必要性

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結婚指輪はいる?いらない?

結婚指輪は必要なものなのか?

結婚する前は、結婚指輪の必要性を感じないという人もいるでしょう。
お互いがいらないと納得しているのなら、購入しないのもひとつの選択肢です。

とはいえ、世間の一般常識からはあまり外れたくないですよね。
既婚者100人に結婚指輪についてのアンケートをとりましたので、結果をシェアします。
体験談もまとめたので、いらないという彼・彼女には、この記事を見せて判断してもらうといいでしょう。

既婚者100名へのアンケート結果

インターネットを使ったアンケートを行い、20代~60代までの結婚している男女100名からの回答を得ました。
男女比はおよそ4:6で、20代~40代までの回答が多くなっています。(2017年7月 結婚指輪の選び方ラボ調べ)

結婚指輪を購入しましたか?

結婚指輪を購入しましたか?

9割以上の夫婦がマリッジリングを購入している

購入した:87人
これから購入する:7人
購入していない:6人

購入した人と、これから購入する人を合わせると94人になります。
つまり既婚者の94%は結婚指輪を購入しているということです。
9割以上ということは、ほとんどの既婚者が持っていると言っていいでしょう。

結婚指輪の有無で結婚しているかを判断しますか?

指輪の有無で既婚か判断しますか?

指輪の有無は、既婚者かどうかの大きな判断基準

かなりする:30人
する:33人
あまりしない:35人
しない:2人

「する」と「かなりする」を合わせると63人。
あまり判断しないという人が意外と多い結果となっています。
おそらく、結婚している人でも、指輪を外していることがあるのを考慮しているのでしょう。
また、左手の薬指に指輪をしていても、ただのペアリングのこともあり得ます。

知り合いの既婚者は、結婚指輪をつけていますか?

知り合いの既婚者は指輪をしているかどうか

半数は指輪をしていると言えるが、していない人も多い

まずしている:12人
している人が多い:42人
半々くらい:32人
していない人が多い:13人
まずしていない:1人

「まずしている」と「している人が多い」を合わせると54人。
「半々くらい」という人が3割近くというけっこう多い結果となりました。
少なくとも、既婚者の過半数以上は指輪をしていると言えそうです。
そして指輪をしていない人でも、9割以上の人は所有はしているということですね。
持っていれば、時と場所によって付けるか外すかを選択することができますから。

結婚指輪をしていなかったことで起きたトラブル

アンケートで、ほとんどの人が購入していることがわかりましたが、それだけでは買った方が良い理由にはなりませんよね。
実際に結婚指輪をしていなかったことによる不都合や、しておけば防げた問題について聞き取り調査を行ったので紹介します。

子ども相手の仕事だったので、仕事中は自己判断で指輪を外していました。
ある日、とある保護者が自分の知り合いの独身男性を紹介するから、と突然言いだし、かなり強引にお見合いをさせようとしてきました。
「既婚者です」と言っても「いつも指輪もしていないじゃない!既婚者なんて嘘でしょ!それとも旦那さんとうまくいってないんじゃない?」と言われ、結局は上司に出てきてもらうような大ごとになってしまいました。
この時は指輪を最初からしておけば良かったと心底思いました。
「どうして、結婚指輪をはめないの?」とたくさんの人に聞かれ、ある人には「旦那さんと仲が悪いから付けないのでは?」とか、「すぐに別れようと思っているんじゃないの?」とまで言われ、対応するのに疲れてしまいました。
いらないと言わずに買ってもらっておけばよかったかなと少し後悔し始めています。
新しい職場には、私が結婚したことを知っている人がいたのですが、その人が私を見たときに指輪をしていなかったことから、奥さんと別居中であると思われたみたいです。
そのような話に尾ひれが付き、私はいつの間にかバツイチ状態であると周囲から気を遣われるようになりました。
飲み会の時にその話を聞いて驚き、弁明をすることになりましたが、指輪をしていればそんなことにはならなかったと思います。
新しいパート先は、余分なことは話さないものの、必要なことを教えてもらう時などは皆本当に優しく、気さくな雰囲気でした。
ところが、ある時からよそよそしくされるようになってしまいました。原因がわからずいたのですが、私の歓迎会で明らかになりました。
夫と食事に行ったところを同僚が見かけたらしいのですが、夫は結婚指輪をしており、私はしていませんでした。
私のことは勝手にみんなで独身女性だと思っていたため、不倫をしていると噂になっていたそうです。
それであんなによそよそしくされたのか!と合点がいったのですが、普段から指輪をしていればいらぬ誤解を招かず、嫌な思いもしなかったなと、それからは、指輪をするようにしています。
取引先とのプロジェクトメンバーの中に、30代半ばの女性がいて仲良くなっていきました。
私自身は下心は無かったのですが、飲み会の後に二人だけで二次会に行くようになったのです。それがトラブルの元でした。
その女性は私が独身だと思いこんでおり、しきりにアプローチをしてきます。その思いが私にも伝わってくるものの、今更既婚とは言い出しにくい雰囲気になり、飲んだ帰りにお泊りをしてしまったのでした。
彼女からは結婚を前提に付き合いたいという言葉が節々に出てきて、さすがに引っ込みが付かなくなり既婚と告白したのでした。その後、修羅場と化したのは言うまでもありません。
金属アレルギーがあること、もともと貴金属に関心が薄いこと、また結婚式もしなかったので、いらないと思い結婚指輪は買いませんでした。
友人や職場の人たちには、もちろん結婚したことを報告しましたが、仕事帰りに通っていた大学の社会人向け講座で知り合った方々にはお伝えしていませんでした。
結婚指輪もせず、仕事帰りに自由な時間を満喫している様子は、確かに独身女性に見えたかもしれません。いよいよ講座の期間が終わる頃、私に好意を寄せていたという男性からアプローチがありました。既婚者であることを伝えても、しばらく信じてもらえず、お断りするのが大変でした。
仕事中は指輪を外しているため、常連の男性のお客様に独身だと思われていました。
その方は、すぐに感情的になるから対応に注意すべしと、店舗全体で周知されていた方だったのです。
「今度二人で一緒にご飯行こうよ」と誘われる度に、気分を害されないようにやんわりとお断りをしていました。
しかし何度お断りしても誘ってくださるため、店長と相談の上、既婚であることをお伝えしたのです。
するとお客さまが感情的になり、怒鳴って帰られてしまい、他のお客様にも迷惑をかけてしまいました。

いろいろなトラブルを紹介しましたが、どれも「指輪をしていない」ことが直接の原因とまでは言えません。
それでも「指輪をしていれば防げた」可能性は高いです。
無用なトラブルに巻き込まれたくないなら、既婚であることを積極的にアピールする必要がありそうです。
知り合う人全員に、わざわざ既婚アピールするのが面倒なら、やはりマリッジリングが手っ取り早いアイテムと言えるでしょう。
また、モテる配偶者をお持ちの方は、相手の浮気予防という意味でも効果がありそうです。

普段はしなくても、購入しておくことをおすすめします

既婚者の9割以上が持っていることを考えれば、やはり購入することが常識になってしまいます。
常に装着するべきとは思いませんが、親戚の集まりや、異性もいる集まりなどには付けていった方が面倒ごとに巻き込まれずに済むでしょう。

2人共が絶対に指輪をいらないという主義を持っているのでなければ、購入することをおすすめします。

「お金がもったいないから」という理由なら、低価格な指輪でもいいと思います。
ペアで20万円前後というのがひとつの相場となっていますが、ブランドにこだわらなければもっと安いリングはあります。
プラチナやホワイトゴールドで、内側に刻印が入れられるものでも、探せば数万円でみつかります。

こちらをご覧ください。

【予算別】5万円以下の安い結婚指輪を買ういろいろな方法

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管理人
山里亮太、蒼井優夫妻が結婚会見で「指輪を断った」という話が話題になりましたが、購入しなかったのは婚約指輪です。結局、結婚指輪は購入しています。

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