「バツイチの女性と結婚する場合、婚約指輪は必要ですか?」
こんな質問をネットで見かけました。
婚約指輪や結婚指輪のありなしは、バツのありなしで決めることではありません。
実際はどうなのか、初婚夫婦、再婚夫婦、それぞれ100組へアンケートを行いました。
(2019年2月 結婚指輪の選び方ラボ調べ)
初婚夫婦100組へのアンケート
初めて結婚する夫婦と「指輪の購入率」がどのくらい違うのかを見るために、まずは初婚同士の夫婦に対するアンケート結果を見てみましょう。
婚約指輪は購入したか?
「購入した(する)」54%、「購入していない(しない)」46%
結婚指輪は購入したか?
「購入した(する)」93%、「購入していない(しない)」7%
- 婚約指輪の購入率「54%」
- 結婚指輪の購入率「93%」
結婚した時期を問わないアンケートでしたが、この結果は矢野経済研究所による2018年の予測とほぼ同じでした。
再婚夫婦100組へのアンケート
婚約指輪は購入したか?
「購入した(する)」22%、「入していない(しない)」78%
結婚指輪は購入したか?
「購入した(する)」69%、「入していない(しない)」31%
- 婚約指輪の購入率「22%」
- 結婚指輪の購入率「69%」
初婚同士では5割を超えていた婚約指輪の購入率が、2割ほどという結果になりました。
結婚指輪の場合は、7割近くと過半数が購入しています。
再婚でも一般的に結婚指輪を買うものだと言って良いでしょう。
夫婦のどちらが再婚かによる違い
婚約指輪は、多くの場合男性がお金を出します。
男女のどちらが再婚かでどう変わるのか、もう少し細かく見てみましょう。
男性側が再婚の場合
- 婚約指輪の購入率「35.9%」
- 結婚指輪の購入率「79.5%」
100組中39組は男性が再婚で、女性は初婚のケースでした。
比較的、ブライダルリングの購入割合が高くなっています。
「妻の両親に誠意を見せたかった」「手抜き感が出ないように一通りの物をそろえた」など、女性やその両親に対して気づかったという意見が見られました。
女性側が再婚の場合
- 婚約指輪の購入率「15.2%」
- 結婚指輪の購入率「66.7%」
100組中33組が女性が再婚で、男性は初婚のケースでした。
女性が遠慮するのか、男性が再婚の場合に比べ婚約指輪の購入率は半分以下になっています。
実際に「バツイチである負い目でいらないと言ってしまったことを今でも後悔しています」という回答もありました。
シングルマザーだったりすると、指輪を買ってもらうのを申し訳なく思ってしまう気持ちもわかります。
女性は、後悔しないためにも自分の本心をちゃんと伝えるようにしましょう。
逆に男性には、女性の「いらない」という言葉が本心なのか、しっかり見極めて欲しいところです。
ただし、勝手に身の丈に合わないほどの高価な指輪を購入するのも考えものです。
再婚同士の場合
- 婚約指輪の購入率「10.7%」
- 結婚指輪の購入率「57.1%」
100組中28組は、お互いに再婚同士のカップルでした。
ブライダルリングの購入率はさらに低下。
結婚指輪の購入率がここまで低いとは少し驚きでしたが、挙式や披露宴を行わなずに入籍だけのケースが多いことも影響していると考えられます。
連れ子がいてステップファミリーになる場合は、指輪にお子さんのイニシャルも入れたという人もいました。
結局は自分たち次第
アンケート結果から、再婚の場合は初婚と比べるとブライダルリングの取得率は低いと言うことが明らかになりました。
とはいえ、女性が初婚の場合は比較的高い取得率となっています。
結婚指輪に関しては、最も購入率の低い再婚同士でも、6割近くが購入しています。
養育費などの出費があり金銭的に厳しい場合もあるでしょう。
貯金が少ないのに無理に高いものを買う必要はありません。
ブランドにこだわらなければ、しっかりとしたプラチナのブライダルリングはたくさんあります。
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黙っていればバレないのかもしれませんが、夫婦のスタートから嘘をつくのはダメですよ!😠