そもそも、サプライズは好き嫌いが分かれます。
ちょっとしたプレゼントは嬉しいけれど、周りの人が突然踊り出すようなフラッシュモブは絶対に嫌だという人もいるでしょう。
結婚指輪を差し出してビックリさせようと思っている人は、このページを読まなかったらプロポーズに失敗してしまうかもしれません。
また、当サイトで結婚願望のある未婚女性100人へアンケート調査を実施しました。(2017年11月)
回答者の年齢は10代2人、20代46人、30代39人、40代以上13人となっています。
アンケート結果もあわせてご覧ください
「箱パカ」プロポーズで渡すのは婚約指輪
あなたは、結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)とを勘違いしているかもしれません。
どんな高級レストランで素敵な渡し方をしても、間違えてしまっては大失敗です。
一般的にサプライズプロポーズで渡すのは婚約指輪の方です。
違いについてはこちらをご覧ください。
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決まりってあるの?エンゲージリングとマリッジリングの違い
「婚約指輪(エンゲージリング)」と「結婚指輪(マリッジリング)」の違いについて、おさらいしておきましょう。 それぞれに違った意味があります。 ...
婚約指輪でも2人で選ぶケースが増えている
男性側が選ぶイメージのある婚約指輪ですが、女性側が選ぶというケースが年々増えています。
当サイトのアンケート結果によると、婚約指輪を自分で選びたいとした女性は100人中42人でした。
あこがれやこだわりがある女性なら、自分で気に入った指輪が欲しいというのは当然ですよね。
個人的には半々くらいになると思っていたのですが、まだ男性に選んで欲しいという要望も根強く残っています。
プロポーズ専用のアイテム
プロポーズで「箱パカ」をやりたいという男性の気持ちと、自分で選びたいという女性の気持ちとを両立させる方法もあります。
彼女の薬指のサイズが分からないという問題もクリアできます。
ダイヤモンドルースのみ
ダイヤモンドのルース(裸石)のみを先に購入して、それでプロポーズするという方法です。
ブリリアンス+なら、プロポーズ専用のケースがあるのでバッチリです。
しかも、30日間の返品保証がつくので万が一の場合でも安心です。
ダイヤとプロポーズ用の台座
購入したダイヤモンドを、サイズ調整が可能な台座付きリングに留めたものです。
プロポーズ後にダイヤを2人で選んだリングに付け替えます。
銀座ダイヤモンドシライシの「スマイルプロポーズリング」は、使用後にカラーストーンを留めてもらえるので思い出の品として残せます。
プロポーズ専用の低価格リング
あくまでもプロポーズの時に使うだけのリングを用意する方法もあります。
ヴァンドーム青山の「プロポーズリング」は、シルバーとキュービックジルコニア(低価格な合成石)でできているので一万円ととてもリーズナブルです。
優待券はありますが、本番のリングを別のブランドで購入しても問題ありません。
ブランドを後から2人で選びたい場合におすすめです。
婚約指輪の購入予定がないなら
プロポーズはまだでも、婚約指輪はいらないと普段から話していることもあるでしょう。
だからといって、結婚指輪でプロポーズするのはちょっと待ってください。
当サイトのアンケート結果によると、結婚指輪を2人で選びたいという女性は88%にものぼります。
ほとんどの女性は2人で選びたいと考えているのです。
もしサプライズプロポーズしたいなら、指輪以外のアイテムを用意するといいでしょう。
花束やメッセージを書いたケーキなども素敵です。
指輪以外で記念に残る贈り物としては、ネックレスやピアスなどのジュエリー、腕時計や鞄などが考えられます。
相手が普段から欲しいと言っていたアイテムを用意すると喜ばれるでしょう。
また、プロポーズのときに手紙を添えるのもおすすめです。
気持ちをうまく言葉にできなくても、手紙にしたためておけばきっと伝わります。
結婚指輪のサプライズが許されるケースもある?
かなり限定的なシチュエーションですし、相手の性格にもよります。
あくまでも許される可能性があるケースとして紹介しますが、無理にサプライズで結婚指輪を渡す必要はないです。
まず大前提として、相手がサプライズ好きである必要があります。
確認するための踏み絵として、雑談の中でフラッシュモブを話題にしてみましょう。
通行人が突然踊り出すフラッシュモブ。嬉しいと思う人もいれば、絶対に嫌だと思う人もいます。
フラッシュモブの話のときなら、どこまでのサプライズならいいのか自然と聞けるはずです。
欲しい結婚指輪が分かっている場合
入籍予定のカップルが婚約指輪を買わないことが決定していて、相手の欲しい結婚指輪が決まっているならサプライズでも喜んでもらえる可能性はあります。
その場合はクリスマスや誕生日などのタイミングがあれば、プレゼントとして渡すのもありでしょう。
ただし、プロポーズ前にここまでハッキリと決まっているケースは少ないでしょう。
入籍済みでまだ結婚指輪がない場合
結婚指輪を欲しいと思っていることが前提ですが、欲しい指輪が分かっているなら喜んでもらえるケースが多いでしょう。
または、奥さんが指輪にこだわりがまったく無くて、あげれば喜んでくれるのが明白な場合です。
ただ普段指輪をしない奥さんの場合は、指輪のサイズをこっそり調べるのが大変でしょう。
結婚指輪のサプライズをどう思う?
未婚女性100人へのアンケートでは、次の質問もしてみました。
Q.もしも婚約者(もしくは結婚を考えている恋人)がサプライズで結婚指輪(婚約指輪ではなく、2人の結婚指輪です)を買ってきたらどう思うか、率直にお答えください。
回答は、嬉しいという肯定的な意見、嫌だという否定的な意見、そして仕方なく喜んだ振りをするという悲しい意見とに別れました。
やはり否定的な意見が圧倒的に多かったです。
実際の声をいくつかピックアップして紹介します。
肯定的な意見
実際一生身につけるものなので自分の好きなデザインが良いけれど、自分の好みも把握してくれているだろうし相手が選んでくれたら嬉しい。
否定的な意見
それよりも「えっ?なんで?」と疑問に思います。
相談もなく、大切なものを勝手に買ってこられたら、今後の結婚生活も不安です。
ずっとつけるものだし好みもあるので、思い入れとしても2人で選びたいと思います。
これから一生つけるものをよく選びもせず勝手に買われたら殺意がわくと思います。
気をつかった意見
自分の希望や意見も特に確認されていなかった場合、とても戸惑い、お礼は伝えますが、残念には思いながら受け取ります。
特別、好みに反していなければ受け取って結婚指輪として使用するとは思います。
次の記念日に買い直すというタフな人もいましたが、なかなか嫌だと正直に言えない人もけっこういました。
相手の気持ちも考えずにやりたいことをしてしまうと、自分勝手な人だと思われるでしょう。
やっぱり2人で選ぶのがおすすめ
たとえ欲しい結婚指輪が決まっていたとしても、カタログで見るのと試着するのとでは大違いです。
好きなデザインが自分の指に似合うとは限らないからです。
また、サイズの問題もあります。
サイズ直しができる回数は限られています。最初はぴったりのサイズにしたいところです。
同じ号数でも、デザインによって装着感は違います。こっちのブランドだと8号がいいけど別のブランドだと7号の方がしっくりくるかもしれません。
なのでやはり、購入前には試着することをおすすめします。
ブライダル専用フロアがあるブランドの路面店へ行ってみるのも良い経験になります。
2人で並んで椅子に座って、飲み物を出してもらい丁寧な接客を受けるというのも楽しい思い出になるでしょう。