卓越したカッティング技術を持つベルギーダイヤモンドの名門。
トルコウスキー一族の7代目が1994年に設立した「EXELCO」のフラッグシップショップです。
ダイヤモンドジュエリー専門店なので、ブライダルリングだけでなくネックレスも豊富です。
ブリリアンカットの生みの親
トルコウスキ一族によるベルギーのアントワープのダイヤモンドカッターブランドが、「EXELCO N.V.」です。
ダイヤモンドと言って誰もが思い浮かべるあの形、ラウンド・ブリリアント・カットを1919年に数学的に美しく完成(アイディアル・カット)させたのが4代目のマルセル・トルコフスキーでした。
その美しく光を反射させるように計算された形は、現在でも最高峰のブリリアンカットと言われています。
窃盗団ピンクパンサーに盗まれたティアラを復刻展示して話題となりました。
日本での知名度はイマイチ?
理想的なブリリアンカットを作り出しておきながら、トルコウスキーの日本での知名度は低め。
アイディアル・カットの特許を取らなかったことが、その理由のひとつかもしれません。
発明を独占しなかったことが、ダイヤモンド業界のカット技術の向上、ブリリアンカットの普及につながりました。
博多の辛子明太子を開発した「ふくや」の大将も、明太子の特許を取らなかったと言います。
個人の知名度や利益よりも、世の中の幸せを願っていたのが伝わりますね。
世界No.1の評価を得たダイヤモンドブランド
2011年、アメリカの調査会社が発表したダイヤモンドブランドトップ10で1位になったのが「Tolkowsky」です。
この「Tolkowsky」は「EXELCO」が世界展開しているブランド名です。
そして日本でのフラッグシップショップが「エクセルコダイヤモンド」というわけです。
ちょっとややこしいのですが、エクセルコのダイヤモンドは高く評価されている証拠です。
参考(英語):http://www.idexonline.com/FullArticle?id=35404
指輪のデザインや特徴
プラチナの割り金にはパラジウムとルテニウムを使い、より硬いハードプラチナに仕上げています。プラチナの純度99.9%のPt999も選べます。
柔らかい曲線的なリングは型に流し込む「鋳造」という技法、ボリュームのあるしっかりとしたリングは金属に圧力を加える「鍛造」という技法で作られています。
ミル打ちのリングも多く、職人がひとつひとつ手作業で打ち込んでいるため、他ではあまり見られないデザインも。
レースのような繊細なデザインのミル打ちリング
内側への刻印は、レーザーなので日本語で入れることも可能です。
メイリオと明朝体なら、一般的な漢字を使用することができます。
ブラックダイヤモンド
男性もマリッジリングにこだわりを
男性の結婚指輪といえば石無しのデザインが多いですが、エクセルコにはブラックダイヤモンド入りのメンズマリッジリングがあります。
ブラックダイヤはカーボナード、ボルツなどとも呼ばれ、包容力や力強さの象徴としてお姫様を守るナイト(騎士)を彷彿とさせます。
パワーストーンとしては魔除けのお守りなどの効能が知られています。
単純に黒い石は見た目がかっこよくて、シックで落ち着いた印象があります。
派手になるのは嫌だけれどダイヤを入れたいという男性にはおすすめです。
「3つ」の鑑定書・証明書
エンゲージリングなどでダイヤモンドを購入すると、「鑑定書」(グレーディング・レポート)がつきます。
これは、主に4Cと言われるカラット、カラー、クラリティ、カットの等級を表したものです。
エクセルコではこの他に輝きの評価を示す「サリネライトレポート」、ジャン・ポール・トルコウスキーの監修でカットされ厳しい基準をクリアしたダイヤであることを示す「カット証明書」がつきます。
さらにサリネライトが進化した、カッティング前の原石の状態まで確認できる「ダイヤモンドジャーニー」を導入。
なんと一部のダイヤを除き、原石の3D模型ももらえます。
メレダイヤモンド(小さなダイヤ)には鑑定書などはつきませんが、自社調べで一定水準(COLOR:D~F、CRARITY:VS2以上)を超えるものを使用しています。
アフターサービスは永久保証
一部対象外の商品はありますが、基本的にメンテナンスは無期限に受けることができます。
クリーニングはもちろん、サイズ直しや歪み直し、石揺れ補修などがずっと無料です。
購入時につや消し加工やナノジュエリーコートを施工した場合は、再び加工し直してもらうことも可能です。
ただし、石や地金などが必要な場合は材料費がかかります。
マリッジリングの価格帯
プラチナで最も安いペアだと、2つで20万円程度です。
基本的には1つ12~15万円程度のリングが多いので、平均するとペアで25~30万円程度になるでしょう。
エタニティリングはハーフとフルを選べるものもあり、20万~50万円ほどでさまざまなデザインがあります。
運営会社について
ダイヤモンドシライシの会社が、ベルギーの「EXELCO N.V.」と提携して作ったお店が「エクセルコダイヤモンド」です。
実は世界でも数少ないサイトホルダー(デビアスからダイヤの原石を買い付けることの出来る会社)だったベルギーのEXELCO N.V.は、残念ながら2017年に破産してしまいました。
未だにエクセルコダイヤモンドがサイトホルダーであると書いてあるサイトもありますが、これは間違い。
その後も引き続き日本の会社(株式会社ニューアート・シーマ)がそのまま運営しているというわけです。
トルコウスキー家7代目のジャン・ポール・トルコウスキーは以前は親会社の社外取締役に入っていましたが、2017年以降にニューアート・シーマの取締役に就任したようです。
値引き販売について
ネットでエクセルコダイヤモンドの悪評を目にすることもあるかもしれません。
そのほとんどはダイヤの大幅な値引きによる販売手法についてです。
値引きされると、ダイヤモンドに購入した金額の価値が本当にあるのか不安になってしまう人が多いようです。
これはダイヤモンドシライシ(運営会社が同じ)に対する酷評と似通っています。
いくら商品が良くても、信用できないお店で買うのは嫌ですよね。
2016年に白石哲也氏が代表取締役に復帰してからは、接客についても見直し、過度な値引きによる押し売りは無くなったと考えて良いでしょう。
もしも接客に対して嫌な感じがしたら、冷静に「一度帰って検討します」と言ってお店を出ましょう。
こう言ったときに、すんなり帰してくれるのが良いお店です。
店舗情報
北海道から九州まで、直営店と取扱店舗(銀座ダイヤモンドシライシ店内)あわせて50店舗以上。
黒を基調としたショップイメージです。
銀座ダイヤモンドシライシとは別ブランドなので、店舗も基本的に別展開となっていますが、地方は2ブランドが並んでいる店舗も多いです。
ベルギーからの日本第1号店である銀座の東京本店は、自然光がたっぷり入るように片面がガラス張りになっています。
昼間に来店すれば、店内にいながら外でどのように見えるのかを確認できます。
お店の照明だとキラキラに見えたけれど、外に出たらそうでもない……なんてことがありません。
購入者の口コミ
丁寧な接客でとても好感が持てました。
百貨店に入っているような海外ブランドも検討していましたが、同じ予算で、より大きなダイヤを購入することができました。
メンズ用のリングは珍しいデザインも多く、主人はブラックダイヤモンドの入ったリングを選びました。
名古屋本店は大型のショッピング施設LACHIC(ラシック)に隣接していることもあり、購入後のアフターメンテナンスやクリーニングなども、買い物のついでにお店に気軽に立ち寄ることができます。
定期的にクリーニングを受け美しい輝きのリングを維持することができています。
名古屋本店
WEBからの予約がおすすめです
エクセルコダイヤモンドのお店は、マイナビウエディングからも予約可能です。
様々な特典が用意されているので、得をしたい人はこちらをご覧ください。
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