真珠のイメージが強いミキモトですが、ダイヤモンドに独自の基準を設けるなど、日本のトップジュエラーとしてブライダルリングにも力を入れています。
古くから皇室御用達のイメージも強く、最近では秋篠宮佳子様が成人された際のティアラを作っています。
そのためブランドとしても、お嬢様が愛用するような上品なイメージがあり、20代より30代以上の認知度が高くなっています。
品格と信頼を表す3つの特徴
創業から100年以上の信頼
1893年に世界で初めて真珠の養殖に成功し、1899年から銀座にお店を構えています。
お母様やお祖母様がミキモトの宝飾品を愛用していたという人も多いでしょう。
真珠のネックレス、イヤリングなどを受け継ぎ、それに合わせて結婚指輪をミキモトにしたという人もいます。
ダイヤモンドの独自基準「クライテリオン」
1911年に職人をベルギーへ派遣し、門外不出だったダイヤモンド研磨機をいち早く日本に輸入したのがミキモトです。
いわゆるダイヤモンドの4Cと呼ばれる評価基準に加えて、独自の基準「Criterion(クライテリオン)」を設けています。
5つめのCとして、輝きのバランスを最も重視しているのです。
ハイジュエラーとしての格式
世界に認められた日本を代表するトップジュエラーといえば、ミキモト以外にありません。
世界ラグジュアリー協会(World Luxury Association)が発表するランキングのジュエリー部門でも、日本で唯一トップ10にランクインしています。
日本のハイジュエリーブランドにこだわるなら、第一候補になるでしょう。
意外とリーズナブルなマリッジリング
細身の結婚指輪であれば、10万円以下のものもあります。
ペアで購入すると、20万円~35万円程度の価格帯になるでしょう。
ハイジュエリーブランドでありながら、海外ブランドよりはリーズナブルと言えます。
エタニティリングの場合は、40万円程度~100万円を超えるダイヤの大きなリングも。
クロスカットが美しい FR-276R、FR-275R
スタンダードなデザインが中心
シンプルなストレートタイプが基本で、種類はそれほど多くありません。ゆるやかなV字タイプのリングもあります。
派手さはありませんが、堅実で品格のあるデザインとなっています。
その気品あふれるなめらかなデザインを身に付けていると、ミキモトにふさわしい大人になろうと思わせてくれます。
ミキモトならではのパールリング
ミキモトと言えば真珠です。
ダイヤモンドではなく、真珠をセンターに留めた婚約指輪もあるのはミキモトならでは。
真珠の指輪が良ければ、ミキモト一択でしょう。
ただ、ダイヤモンドと違って傷つきやすい宝石のため、日常的に付けるのは気を遣ってしまうでしょう。
特別なときにだけ付けるような使い方が良いかもしれません。
パールリング PR-580R
店舗情報など
直営店は、銀座4丁目本店、銀座2丁目店、横浜ランドマーク店、Salon de MIKIMOTO 名古屋、大阪梅田店、大阪心斎橋店の6店舗です。
(帝国ホテルアーケード店は2019年1月に閉店)
直営店の数こそ少ないですが、多くの百貨店のテナントには入っていますし、全国の委託店は60店舗ほどあります。
世界に認められたブランドだけあって、海外にも40店舗近くあります。
アフターサービス
ミキモトの製品は、一部のエンゲージリングなど以外は証明書や保証書がついていません。MIKIMOTO、もしくはMの刻印が証明書の代わりになります。
生涯にわたりアフターケアを提供するという言葉を、100年以上の歴史あるブランドが言うと真実みがあります。
どこの店舗でも無料でクリーニングしてもらえます。
サイズ直しは1度目は無料ですが、デザインなどによって直せるサイズの範囲に制限のあるものや、サイズ直しが不可のものもあります。
購入した方による口コミ・評判
婚約指輪は、ほんのりグリーンが入ったパールを集めていただき作ってもらい、結婚指輪はシンプルだけどデザインが際立つものを選びお願いしました。サイズ直しや、刻印もそれほど日数は掛からず対応していただけました。
お品物のメンテナンスも定期的にしてもらえるのでとても信頼して利用できるお店です。
銀座本店
ですが、流石昔からある日本の有名ブランドなだけあり、私たち日本人の手の形に合わせた小ぶりでシンプル且つお洒落なデザインの指輪がたくさん取り揃えてありました。
とても上品な雰囲気のお店で、スタッフさんもとても丁寧に対応してくださいました。
ちょうど私が欲しいサイズが品切れだったのですが、すぐに取り寄せの手配をしてくださったので助かりましたし、ブライダルで申し込んだ人には特製のメッセージカードのプレゼントもありサービスが行き届いてると思いました。
高島屋新宿店