結婚指輪・婚約指輪の支払い方法には、現金、クレジットカード、ローンなどがあります。
できれば一括払いで購入したいところですが、挙式や披露宴、新居の準備などなにかと費用がかかる人も多いでしょう。
中にはショッピングローンを利用できるショップもあります。
それぞれの代金の支払い方法のメリットやデメリットについて紹介します。
現金かクレジットカード払いが大多数
結婚指輪の支払いについて、結婚指輪を購入した方100名にアンケートを取りました。(2017年12月)
現金とクレジットカードがほぼ半々という結果になりました。
ローンを組んで結婚指輪を買う人は、あまりいないようです。
クレジットカード利用は100人中48人でしたが、その中で一括払いは42人とほとんどでした。
選択項目には「ボーナス一括」もあったのですが、こちらはゼロ。
分割払いはダサいという女性の意見もあるので、一括払いが多くなっているのは納得です。
ただ、金利手数料がゼロの「2回払い」や「ボーナス一括」を利用するのも賢い選択肢です。
金利がかからずに支払いを先延ばしにできるのは大きなメリット。
現金を少しでも手元に多く残しておけば、もしもの出費に対応できます。
支払いのタイミングはいつ?
指輪は注文してからできあがるまで数週間かかることがほとんど。
支払いのタイミングとしては、注文時、つまりは先払いというお店が多いです。
内金を採用しているところもあります。いわゆる手付金ですね。
注文時にいくらか渡して、受け取りの時に残りを支払うという方法です。
内金は、1万円、5万円、半額などお店によって金額はさまざまです。
中には、受け取りの時に全額支払えばOKというお店もあります。
当たり前ですが、基本的にお金を渡さなければ指輪を受け取ることはできません。
支払いタイミングについてもアンケートをとりました。
注文時に全額という人が最も多かったのは予想通りですが、納品時という人もけっこういました。
その他の1名の方は、「結婚式場で購入したので結婚式代金と一緒に内金を払い、式後に振込をした」とのことです。
分割も!いろいろな支払い方法
ブライダルリングブランドが用意している支払い方法についてまとめました。
現金とクレジットカードについてはほとんどのショップで利用できますが、その他の支払い方法は対応していないお店も多いので注意。
現金払い
当たり前ですが、すべてのショップで支払い可能なのが現金払いです。(通販などは除く)
縁起物だからとわざわざピン札を持っていく人もいます。
お金さえ用意すれば何の問題も無く会計が済みます。クレジットカードのように限度額を気にする必要もありません。
大金を持ち歩かなくてはならないのが少しはデメリットと言えるかも知れません。
ATMで直前にお金を降ろす場合は、一日の限度額を低く設定していると全額引き出せないこともあります。
前もって限度額を上げておくか、何日かかけてお金を降ろして準備しておきましょう。
価格交渉のできるお店では、現金一括と言えば割引きしてくれるところもあります。
御徒町のお店が狙い目です。
クレジットカード
クレジットカードによる支払いも一般的で、ほとんどのお店で対応可能です。
カードのポイントがたまるのがメリットですね。
VISA、JCB、AMEX、Master等はまず利用できますが、念のため前もって確認しておきましょう。
3回以上の分割払いも可能ですが、結婚指輪の場合は一括で支払う人が多いです。
利用限度額に引っかかる不安があるなら、前もって限度額を上げておいたほうが安心です。
ちなみに2回払いが選べるなら、金利もかからないのでおすすめです。
一括を後から3回以上の分割や、月々決まった額を支払うリボ払いに変更することはできますが、2回払いやボーナス一括に変更することはできません。
銀行振込
銀行振込も、ほとんどのショップで対応しています。
お店に戻ること無くお金を払えるのがメリットですね。
振込手数料がかかる上に、注文が確定するのが入金が確認されてからというデメリットがあります。
指輪制作まで無駄なタイムラグが生じてしまうので、納期に余裕が無いなら避けましょう。
デビットカード
お店によっては、デビットカード決済が利用できます。
クレジットカードが後払いなのに対して、デビットカードは即時に銀行口座から引き落とされます。
キャッシュバックやポイントもありますが、クレジットカードの方がお得なことが多いです。
ショッピングローン
それほど多くありませんが、ローンの組めるお店もあります。
現金やクレジットカードが無くても購入できるというメリットがあります。
金利も高いですし、ローンを組んで無理してまで購入しようと考えるカップルはあまり多くないようです。
24回払いなど長期のローンは、結婚後の生活にも大きな負担となるでしょう。
また、利用するには審査に通らなくてはなりません。
安定した収入が継続しているかといった返済能力が求められます。
他社への借入が多かったり、返済が長期延滞した経験があったりすると審査に通りません。
ケイウノは、10回まで金利手数料無料のショッピングクレジットを用意しています。
商品券・ギフトカード
デパートに出店している店舗では、全国共通百貨店商品券などの商品券が使えます。
カルティエ、ティファニー、ブルガリなどの海外ブランドは、デパートのブライダルクラブの優待特典が除外されていますが、商品券なら問題なく使えます。
家に大量の商品券・ギフトカードが埋もれているという人は利用しても良いでしょう。
QRコード決済できるブランドは少なめ
PayPayなどのキャッシュレス決済に対応するお店も増えてきてはいますが、大手だとJKPlanet、トレセンテくらいです。
トレセンテ、アイプリモ、スタージュエリーなどのオンラインショップはAmazonのアカウントで支払いができるamazon payにも対応しています。
基本的にキャンセルや返品はできない
結婚指輪は、既製品であっても内側に刻印を入れたり裏石を入れたりします。
そのためキャンセル不可としているお店が多いです。
入金前でまだ制作していない段階ならキャンセルできることもあります。
キャンセル料を設定しているブランドでも、解約のタイミングによって手数料が変わってきます。
また、受け取った指輪を返品してお金を返してもらうこともできません。
ただし、お店側の手違いでオーダーと違ったり、指輪が不良品だったりした場合は返品できる可能性が高いです。
そうでなければ返品することは難しいでしょう。サイズが違ったなどの理由であれば、交換やサイズ直しで対応してもらえます。
デザインがイメージと違ったという場合も、差額を払うなどして別の指輪に交換してもらえるケースもあります。
特に試着のできないネット通販の場合は、返品が可能なショップも多いです。
例えばブライダルリングのオンライン通販のブリリアンス+では、30日間の返品保証があります。
婚約指輪でプロポーズするなら
考えたくない話ですが、婚約指輪を差し出してのプロポーズに失敗する人もいます。
その場合は、受け取ってもらえなかった婚約指輪だけが手元に残ることに。
そうならないためにも、プロポーズ専用のリングやアイテムを使うのをおすすめします。
以下の記事を参考にしてください。
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