結婚指輪の基礎知識

【予算別】5万円以下の安い結婚指輪を買ういろいろな方法

更新日:

5万円

お金が無くても、「高くて買えない」と言えないのがマリッジリング。
できるだけ低価格で買いたい方向けに結婚指輪を5万円以下で買う方法を紹介します。

もっと予算がない方は、1万円以下だとシルバーリングなどになります。
安い指輪でもいいのかは、2人でしっかりと話し合って決めましょう。

管理人
「結婚式でしか使わない」「何年かしたら買い替える」など、格安の指輪を選ぶ理由はさまざまです。

相場は1つ10万円前後

相場

ひとつ10万円前後がだいたいの相場

プラチナやゴールド素材の結婚指輪で考えた場合は、国内ブランドの価格帯からみても10万円前後が一般的な相場です。

1つで5万円以下なら十分安い価格だと言えるでしょう。

女性用のリングにはメレダイヤモンド(小さなダイヤ)がひとつ付いているものも多いですが、これはさほど価格に影響しません。

むしろ金属の素材を多く使う男性用リングの方が高くなります。

矢野経済研究所の推計によると、マリッジリングの2018年の平均単価予想は75,600円(1人分)です。
(出典:「総論I ブライダルジュエリー」,『JAPAN PRECIOUS』 Autumn 2018 No.91,P63,矢野経済研究所.)

また結婚情報誌ゼクシィの読者を対象としたアンケートでは、25.4万円(2人分)となっています。(ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ
矢野経済研究所の調査を2人分にすると15.12万円なので、ゼクシィの調査の方がずいぶんと高いですね。
これは、調査対象者が挙式、披露宴・披露パーティをした(する)ゼクシィの読者だからです。
挙式や披露宴を行わないカップルを含めれば、ゼクシィの調査よりも平均購入価格は下がると見て良いでしょう。

1万円以下ならファッションリング

1万円

1万円だと、さすがにプラチナやゴールドは厳しい

予算が1万円だと、ブライダルリングとして売られているジュエリーを買うのは難しいです。

ファッションリングやアクセサリーと呼ばれる指輪から選ぶことになるでしょう。

2人で話し合って決めたのなら、何の問題もありません。

シルバーなどのペアリング

日本ではプラチナ素材の結婚指輪が一般的ですが、シルバー素材などのペアリングを結婚指輪にするのも自由です。

「シルバー」の他には、金属アレルギーに強い「サージカルステンレス」や「チタン」などがペアで1万円以下で購入することも可能です。

「真鍮」(銅と亜鉛の合金)ならもっと安い指輪がありますが、金属アレルギーを起こしやすいのでおすすめしません。

ペアで1万円以下で購入できるブランドは「THE KISS(ザ・キッス)」など。

ひとつ1万円以下で購入できるブランドとしては「canal 4℃(カナル4℃)」「ete(エテ)」「agete(アガット)」「VENDOME AOYAMA(ヴァンドーム青山)」などがあります。

こういったちゃんとしたブランドで購入すれば、指輪の内側への刻印も可能です。

シルバーもプラチナやゴールドと同じく立派な貴金属です。
普段は使わないけれど、結婚式の指輪交換のためだけに必要というカップルには最適でしょう。

黒ずんでしまうのが心配なら、ロジウムコーティングされたリングがおすすめです。

ペアで5万円(ひとつ2.5万円)以下ならノーブランド

2万5千円

ペアで5万円以下で買える結婚指輪もあります

予算が5万円あれば、プラチナやゴールドといったいわゆるブライダルリングも視野に入ってきます。

ネット通販

楽天で「プラチナリング」と検索すると、2万円程度の指輪がけっこうヒットします。

ネット通販ならひとつ2.5万円程度でPt900(プラチナが90%)のマリッジリングが手に入ります。

ただし、このクラスの指輪は細かったり薄かったりと、かなりつくりが華奢なことが多いです。
写真では良いと思ったのに、いざ届いてみたら薄くてガッカリなんてことも。

薄い指輪は簡単に歪みます。
試着のできないネット通販はあまりおすすめしません。
とくにこのクラスの指輪は実際に試着して納得してから買いましょう。

K10などの純度を抑えたリング

K10・10金とは、ゴールドの割合が50%の金属のこと。

ブライダルリングに使われるK18・18金(純度75%)よりも金の含有量が少ないので、その分価格も安くなります。

ゴールドの割合が低いということはその他の金属が多く含まれるので、金属アレルギーが心配な方は注意が必要です。

AHKAH(アーカー)、ete(エテ)、agete(アガット)などのブランドがおすすめです。

2万円~3万円程度で購入できるので、ペアで5万円以下に抑えることができます。

金色が苦手な男性も多いので、女性用がK10のゴールド、男性用がシルバーで組み合わせている場合もあります。

サイズが限られていたり、サイズ直しができなかったりするものもあるので十分に確認してから購入しましょう。

問屋系などのノーブランドリング

結婚指輪はやっぱりプラチナがいいという人も多いでしょう。

ブランドにこだわらなければプラチナリングでもペアで5万円以下が可能です。

ジュエリーの問屋街である御徒町で、いわゆるノーブランドの指輪を探すといいでしょう。
ただ、老舗メーカーの直営店「GALA JEWELRY(ガラおかちまち)」でも、Pt950の結婚指輪がペアで5万円ほどだったものが7万円ほどに値上がりしているので、みつけるのは難しいかも知れません。

東日本橋にあるSUEHIRO(スエヒロ)には、Pt900で1本2万円以下の指輪があるので、ペアで5万円以下も可能です。

他にも都民共済・県民共済のブライダルサービスを使う方法もあります。
共済へ加入していれば、かなりの割引きで結婚指輪が購入できます。

ペアで10万円(ひとつ5万円)以下ならならかなり選べる

5万円

ペアで10万円の予算があれば、選択肢はかなり広がります

1つ5万円でも、相場の半分です。
ここまで予算があれば純度の高いプラチナやゴールドから選べます。

プラチナよりも安いホワイトゴールドを選ぶのもいいでしょう。

細身のK18ゴールドの指輪

ブライダルリングとして売られているK18の指輪でも、細身のものなら5万円以下で手に入るブランドもあります。

細身の指輪は強度が弱いので、つけたまま家事などの作業を行うのには向きません。

自分たちで手作りする

素人がいきなり自分で指輪を作ろうとしても無理ですが、サポートを受けながら制作させてくれるサービスがあります。

棒状の金属から作る方法と、ワックスという原型を作る方法とがあります。
3時間程度かかりますし、素材にもよりますがペアで10万円前後で作れるお店が多いです。

節約のためと言うよりも、思い出のために手作りしてみるのも素敵ですね。

東京で結婚指輪を手作りできる工房を「すべて」まとめました

セレクトショップ

マイナーなブランドや、プラチナ以外の素材なら5万円以下のマリッジリングはけっこう多いです。

予算を抑えたい人は、まずはいろいろな種類の指輪を扱うセレクトショップをのぞくと良いでしょう。
思いの外ユニークな指輪が見つかって気に入るかも知れません。

全国に展開している店舗数の多いセレクトショップといえば、BIJOUPIKO(ビジュピコ)があります。

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